『桜切るバカ、梅切らぬバカ』はどーゆー意味?

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先日東京の靖国神社では桜の開花宣言が行われ、その週末にはたくさんの人が花見を楽しんでいました。
しかし、中には桜の木の枝を折って持ち帰るといった人が毎年何人もいます。
桜の木の枝を折るのは極めてマナー違反であり、なくなることを願うばかりです。

そんな中、タイトルのようなことわざを知っていますか?
このことわざは、剪定の方に違いがあることを教えるものです。
ではなぜ、このようなことわざに『桜』と『梅』の木が扱われるのでしょうか?
今回はこのようなテーマでお話しします。



桜の木というものは、満開となれば遠方から見ると枝が見えず、ピンク色の綺麗な球のように見えます。
一方、梅は満開になっても茶色の枝が見えており、枝もしなっていることが多いです。

桜の木は手入れをしなくても、自ら球を描くように成長していきます。
しかし、枝が折れてしまうと球の一部分が欠けてしまうため、見栄えがかなり悪くなります。
さらに、桜の枝が折れるとその部分から腐敗が始まり、やがて木全体に及ぶ可能性もあるのです。

それに対し、梅は手入れをしなければ花を咲かせないと言われています。
桜と違い、折れた部分の回復力が高く、次年度にはより綺麗な花を咲かせると言われています。

このように、桜は手入れしてもなにもいいことがなく、梅は手入れをしないといいことがないということから、このようなことわざが生まれたのです。

だからと言って、梅の枝を折れば良いというわけでもないので、やはり双方とも枝を折ることはマナー違反になります。

いかがてしたか?
ちなみに桜も梅も両方『バラ科』であり、『サクラ科』というものは存在しないのです。

桜は日本の文化であり、春の象徴と言われるので、ぜひ美しいまま成長してほしいものです。

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