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・月は地球の一部だった?地球が生み出した1つの惑星
http://sciencenet.seesaa.net/article/432684434.html
・月がなかったら人類は誕生しなかった?月がくれた奇跡のプレゼント
http://sciencenet.seesaa.net/article/432724935.html?1453210535
私たちが住んでいる地球には、様々な条件が重なって生命が誕生しました。
生物が誕生した後に、氷河期や隕石落下など大きな環境の変化も起こり、多くの種が絶滅してきました。
しかし、現在では生物が生活できる環境が保たれています。
現在の環境が保たれている要因の1つが「月」なのです。
では月がなくなってしまったら地球はどのようになるのでしょうか?
今回はこのようなテーマで話を進めていきます。
地球の自転軸は23°傾いているのはみなさんご存知でしょうか?
これは月の「引力」に影響するもので、月が近ければ近いほど引力は大きくなり、地球の1日は短くなるそうです。
地球の一部が欠けて誕生したばかりのころの月は地球から約2万キロでした。
その当時の地球の1日はなんと4時間程度だったそうです。
現在では38万キロほど離れていて、1日も24時間になりました。
・地球から月と太陽まで、歩いてどれくらい?月と太陽までの距離の違い
http://sciencenet.seesaa.net/article/431353648.html?1453211207
ところが月がなくなった途端に、地球の自転軸は一定に保たれなくなり、無秩序に回転し始めます。
月の「引力」により一定に回転し続けた地球が突然月の影響がなくなると、超高速回転を始め、地球環境が荒れ果てると言われています。
まず、高速回転により、1日の長さは今の約3分の1ほどになります。
高速回転をすることによって、気温の変化が激しくなり、地上では時速数百km/hの強風や砂嵐が吹き荒れます。
もちろん、人類がそんな過酷な環境で生きていけるとは考えにくいです。
気温の変化は激しく、自然災害が頻繁に起こる環境で生きていく「野生の力」を人間は失ってここまで進化してきました。
そして、1億年に1度の確率で地球に衝突が起こり、その度に大量絶滅が発生します。
なぜこのようなことがいえるのでしょうか。
それははるか昔、月が地球から徐々に離れていってる中で、地球の自転軸が少しずれました。
すると、緑地帯だったサハラが砂漠化したそうです。
それだけ月の影響は大きなものだということですね。
実は月は私たちにとって、特に妊婦さんにとって大きな影響をもたらしているのです。
きっといろんなところで産声を上げている赤ちゃんですが、妊婦さんの出産日と月にはある関係があります
それは…それは次回お話しします。
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