地球が突然止まったらいったいどうなるの?慣性の法則から考えてみた。

みなさんは地球が自転していることはご存知ですよね?
地球の時点の影響により世界中どこでも朝昼晩があるのです。(ある地域では白夜といって、夜のはずなのに太陽が出てるというところもあります)

でも、もし何らかの原因で地球の自転が止まってしまったら、地球上の生物はどうなるのでしょう?


今回は慣性の法則に触れながらお話ししようと思います。

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まず、慣性の法則とは
「物体は外部から力が加わらない限り、現在の運動を続ける。(静止も含む)」
という法則です。。

慣性の法則から、地球が突然止まってしまった場合を考えます。
地球という外部の物体が私たちに一緒に回り続けるというエネルギーを与えてくれています
地球と一緒に回っていた私たちは、地球が突然止まると、地球が回っていた速度で突然動き出すということです。

イメージしにくい人は、バスに乗っている自分を思い浮かべてください。
座席に座れず立っている人は、バスが急ブレーキをかけると身体が勝手に前に進みますよね?
急ブレーキをかけるときの速度が大きいほど身体にかかる負担は大きいと思います。
そんな感じです。



地球が回ることによって、地球上の物質には遠心力が働きます。その遠心力が大きなカギとなってきます。
地球上の場所によって私たちの体にかかる遠心力は異なります。
例えば、北極点と南極点を中心に地球は自転しているので、その点に立っている物質には遠心力が働きません。
しかし、赤道上に位置する物質に働く遠心力は地球上で最大です。

そこで、もし赤道上に人が立っていて、地球が突然止まってしまった場合、どれくらいの速さで動き出すのか計算してみましょう。



1日は24時間であり、これを秒単位に直すと、
24時間=86400秒
です。

次に地球の直径はおよそ4万kmです。(地球は若干楕円形ですが、ここでは正球とします)

これらの値を用いて、地球が1秒間に移動する速度を計算すると、
460m/秒
です。
つまり、地球は1秒間に460m移動しているのです。

もぅお分かりいただけたでしょうか?

そぅ、地球が突然止まってしまったら、赤道上の物質は音速(約340m/秒)を超える速さで移動します

そして、その勢いでなにかの壁にぶつかったとしましょう。(建物は地球と一緒に止まるとしましょう)
すると、
6,454,176Jというエネルギーが体にかかり、肉体は木っ端微塵になることでしょう
突然の出来事すぎて、誰も理解できないと思います。


いかがでしたか?
私たちが住んでいる日本でも、突然地球が止まったら、おそらく200m/秒で壁に激突すると思われます。
本当に地球には止まってほしくないですね。
北極点、南極点なら生き延びれるかも…

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