アメリカで「シュークリーム」は通じない!?英語のようで英語でない、「和製英語」について

日本のカフェやコンビニには当たり前のようにある「シュークリーム」。
しかし、アメリカのカフェやレストランで「シュークリーム」と頼むと、シェフが持ってくるものとは…?

今回は、日本では英語のように使われるが、英語圏では通じない「和製英語」についてお話しします。

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【1】シュークリーム
 冒頭でもお話ししたように、英語圏で「シュークリーム」と頼んでも、私たちが想像する「シュークリーム」は出てきません。代わりに出てくるものは「靴」と「クリーム」。
これは英語圏の方々が「shoes cream」と聞き間違えたことで起こる事態です。
そもそも、「シュークリーム」は、丸く絞り出して焼いた生地を結球したキャベツに見立てたお菓子です。そのため、フランス語でキャベツの意味を持つ「シュー」が頭につき、「シュークリーム」と呼ばれるようになりました。

 ちなみに、「シュークリーム」は英語では「クリームパフ」(cream puff)と言います。


【2】アルバイト
 アメリカやイギリスではでは「アルバイト」とはいいません。正解は「パートタイムジョブ」です。では、なぜアルバイトと言われるのでしょう?

 アルバイトの語源はドイツ語の「アーバイト」(Arbeit)から来ています。ドイツ語では「仕事」「研究」「業績」など意味します。その昔、旧制高等学校の学生の間で「業績」という意味で使われていた単語でした。しかし、家庭教師など「内職」という意味で使われることも多くなり、「内職」「副業」という意味で多く使われるようになったそうです。




【3】キーホルダー
 旅行のお土産として定番のものですが、外国のスタッフに「キーホルダー」というと、出てくるものは「ガキを入れる入れ物」です。正確には「キーチェイン」または「キーリング」です。日本では鍵をつけるのではなく、アクセサリーとして使う人が多いため、外国で勘違いしやすいものかもしれませんね。


【4】イギリス
 英語圏で有名なイギリスですが、イギリスで「ここはイギリス?」と聞いても、誰も反応してくれません。反応できないのです。
英語でフランスは「フランス」(France)、スペインは「スペイン」(Spain)、イギリスは…
「イングランド」(England)または「グレートブリテン」(Great Britain)なんです!
イギリスの正式名称はThe United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland ( UK )と言われます。

 その昔、徳川家康はイギリスのことを「エゲリス」(英吉利)と呼んでいたそうです。イギリスは、ポルトガル語で Ingles。つまり、「イギリス」という単語はもともとポルトガル語からきた言葉だったのです。
その後、「エゲリス」勢力を広げ「グレートブリテン」(Great Britain)と呼ばれるようになります。イングランドはその一地方だけを指し、正式なイギリスとは、イングランド、ウェールズ、スコットランド、それに北アイルランドを含めた連合王国のことです。


いかがでしたか?
このほかにも、「アイスコーヒー」「クレーム」「ノートパソコン」も和製英語であり、英語ではありません。外国に行くときは一度勉強した方がいいかもしれません。 

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