なぜ4月1日生まれは学年が1つ下?誕生日にまつわるあれこれ

先日友人の誕生日があり、めでたく22歳を迎えていました。
また、4月1日生まれの友人もいて、学校の学年的には非常にややこしい誕生日の人もいます。
でも、なぜ4月1日生まれは学年が一つ下なのでしょう?

今回は誕生日に関する雑学をお話しします。

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最初に結論を言うと、年齢の数え方は「年齢計算に関する法律」で民法143条を適用するということになっています。簡単に話すと、法律的には誕生日の前日午後12時に1歳年齢が加算されるということです。

この民法143条は以下のような一文があります。
一.週、月又は年によって期間を定めたときは、その期間は、暦に従って計算する。
二.週、月又は年の初めから期間を起算しないときは、その期間は、最後の週、月又は年においてその起算日に応当する日の前日に満了する。ただし、月又は年によって期間を定めた場合において、最後の月に応当する日がないときは、その月の末日に満了する。

この文が言いたいことは、例えば3月1日生まれの場合は2月28日(閏年の場合は29日)の午後12時をもって1歳年が加算されるということです。
この民法により「4月1日生まれは早生まれ」になるというややこしい事態が発生するのです。

学校教育法では、保護者は「子女の満6才に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満12才に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校(中略)に就学させる義務を負う」とされています。
つまり、4月1日生まれの子どもは、3月31日に満6歳となるため、学年が1つ下になるということである。



これと似たようなことが他にもあります。
例えば「選挙」です。選挙権が20歳から18歳になり、2016年の6月から施行されるようですが、もし投票日が7月22日であった場合、7月23日の誕生日で18歳になる人は選挙権があるということになります。


このように、4月1日生まれの子どもが1つ下の学年になるのは、法律的な問題から発生するものでした。
ちなみに、本人が誕生日を覚えていたり、みんなでお祝いする風習が当たり前のようにある日本ですが、外国に行くと、違うようです。
本人はおろか、親も子どもの誕生日を覚えていない地域もあるそうです。
1年に1回の誕生日は、ぜひ思い出の残るようなものにしたいですね。
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