爪って人間にとってどんな役割をもっているのでしょう。
今回は爪に関する豆知識を伸び方や色から

【1】爪の伸びる早さは?
一般的に爪の伸びる早さは10代前半がピークです。加齢とともに伸びる早さが遅くなります。
また、全世代の爪の伸びる早さを平均すると、以下のようになります。
手の爪: 1日1mm
足の爪: 1日0.5mm
なぜこのように差が生まれるかは後ほど説明します。
さらに、爪の伸びる早さは体の部位や環境によって異なります。伸びやすさを不等号で表すと以下のようになります。
利き手 > 逆手
人差し指・中指・薬指 > 親指・小指 (手の場合)
親指 > 小指 (足の場合)
男性 > 女性
夏 > 冬
昼間 > 夜間
よくよく見てみるとその違いに気づくかもしれません!
ちなみに私は気づきませんでした。。。確かに足の親指は小指よりも早い気はしてました。
【2】爪が伸びやすくなる原因
爪が伸びる早さは、遺伝子などの個人差もありますが、行動量によっても差ができます。例として、【1】で述べたように、足の爪よりも、手の爪の方が伸びるのが遅いということが挙げられます。大半の方が、足の指よりも、手の指の方を動かしますよね?
指先や足先に刺激が多いほど、爪は早く伸びると言われています。そのため、手の爪の方が足の爪よりも早く伸びます。
また、睡眠時間にも影響します。爪というものは本来皮膚の一部の細胞が死んで変化したものなのです。そのため、活動時間が長く、睡眠時間が短い人ほど、細胞の死滅が激しく、それだけ爪も早く伸びます。
【3】爪は髪の毛と同じ成分でできている
爪も髪も主にタンパク質からできていて、その成分は非常に似ています。納豆や卵など良質タンパク質を多く含んだ食品を毎日摂取していると、髪の毛や爪に張りができて、美しく見えるようになります。
また、いい爪はネイルやマニキュアがのりやすいと言われるため、タンパク質を多く摂取することをおすすめします。
ちなみに、ボディビルダーなど、普段からプロテインを飲んでいる方の爪や髪の毛は驚くほどツヤツヤだそうです。
【4】健康な爪は健康の証
【1】で述べたように、若者や夏の方が爪が伸びやすいことから、新陳代謝がいいと爪が伸びやすいということがわかります。新陳代謝がいいと、それだけ体は活発に動いている証拠です。
爪が淡黒くなっていたり、黄色っぽくなると、脳に異常があったり、胆汁分泌障害など、爪の色によって体のおかしな部分がわかると言われています。
いかがでしたか?
普段何気なく切っている爪でも、身体の危険信号を出してくれたり、健康であると知らせてくれます。
今一度自分の爪を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
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